せめて救済されてることを祈ってます…



試験について 「知力」 「体力」 「時の運」

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あくまで私の感覚ですが・・・



---試験について
  社会保険労務士試験の詳細については省略します。連合会のサイトを見てくださってもいいですし、もっと詳しく説明されている(私も参考にしました)サイトもたくさんありますので。

  ただし、今後どうなるかは分かりませんが、受験受ける事自体に大学卒やその他何かを経験している、資格を持っているなどの条件がありますので該当するかどうか確認下さい。ある意味間口が狭い分、条件無しの試験よりは厳しい戦いになるのでは無いかと思われます。



  さて、実際の試験。それは「知力、体力、時の運」:社労士試験はまさにどこかのクイズ番組であったこの言葉がピッタリな試験です。
  この試験は、1年目の人でもチャンスがある試験であり、
年数を重ねたから確実に受かると言うものではありません
またチャンスがあると言っても
きちんと勉強していない人がたまたまラッキーで受かる試験でもありません。上手くバランスが取れている、言うのでしょうか(年数を重ねている人にはいい迷惑な試験ですが)。

 試験は
選択
・労働基準法+労働安全衛生法

・労働者災害保険法+労働保険料徴収法

・雇用保険法+労働保険料徴収法

・労働に関する一般常識


・社会保険に関する一般常識

・健康保険法

・厚生年金法

・国民年金法

8科目で各科目5問の合計40点。救済のない場合各科目どれか一つでも2点以下で足切り不合格
ただし労働保険料徴収法については最近は全く出題されていません(出題されていないと言うだけで、絶対でないと言うわけではないでしょうけど)。

択一が
選択
・労働基準法(7問)+労働安全衛生法(3問)

・労働者災害保険法(7問)+労働保険料徴収法(3問)

・雇用保険法(7問)+労働保険料徴収法(3問)

・労働に関する一般常識(5問)
社会保険に関する一般常識(5問)

・健康保険法

・厚生年金法

・国民年金法

7科目で各10問で合計70点。救済のない場合各科目どれか一つでも3点以下で足切り不合格

 試験は選択と択一の合計点ではなく、どちらにも合格基準点があり(毎年基準点は変動)、両方上回る必要があります。つまり…
 ☆選択、択一どちらも足切り点を上回る(救済がある場合あり)
かつ
 ☆選択、択一どちらも合格基準点以上取る

 
  で、初めて合格
となります。

 選択はまさに選択。各科目5つの空欄に対して20個の選択肢がありその中から解答していくもの。
  択一は1問につき5つ○×の問題があり、その中で○か×指示されている答えになる問題を選ぶ。なので実質350問の問題を解いてる感覚ですね。

うわぁ…択一って実質350問なんだ…疲れそうだ…
時間との戦いになりそうだし、問題数は少ない方がいいなぁ
…最初はみんなそう思う
でも、後々気付くのだった、真の敵は問題数自体は少なく時間も余裕のあるはずの
選択式だと言うことに …
ん? 何か言った?
ううん、そうだよね、問題数多いと大変だよねって







---「知力」
  問題は全てマークシートです。だからと言って仮にも難関と言われている国家資格です、運だけで受かることはあり得ません。。知力は択一に如実に現れます
択一に関しては各科目10問の内4問で足切りクリアですから、相当訳の分からない問題が続出しない限り普通に頑張っている人で足切りに関してはほとんど無いと考えた方が良いです。
あるとしたら白書が関係してくる一般常識位かもしれません。

 そうなると最後は地力の差が出てきますので、それはやるだけ、やった分だけ差が付きます。
 さらに、基本的に選択で救済が入ると択一の合格基準点が引き上げられます(合格者人数調整のため)。
そして重要なことは選択救済が行われると「択一高得点だったけど選択が足切り」と言う方が合格圏内に入って来ますので余計にパイを食い合う形になります。
年によって難易度は差がありますが安心するためには
択一に関しては48点位は取っておきたいところです。各科目7点弱です。3点余裕があると思うか、3点しか落とせないと思うかですが、どちらにしても択一に関してはやらないと取れない科目ですのでやりましょう。択一に関してはきちんと勉強して、一ヶ月ごとに模試を何度か受ければハッキリ伸びがわかります。まさに「知力」です。



---「体力」
  正直疲れます。冷房は効いていますが真夏に極度の緊張状態の中、1日で選択:1時間40分、択一:3時間半の試験をやらなければなりません「体力」が必要になってきます。
  選択はまだマシ(体力よりも、むしろ足切りの恐怖から神経の方がすり減らされます)ですが、きついのは択一、3時間半で70問×1問5つの問題で計350問を解かなければいけません。"見直しを考えない"ペースで、1問辺り36秒です。この間に問題を読み答えを導く。最近は問題が長文化しているのでさらに厄介です。
  おそらく当日は緊張しているので頭自体は疲れを感じない状態でしょうが、かなり消耗するので前日はキチンと寝ましょう。徹夜はしない方がいいです。択一の時間中、最後の大事なところで疲れがドッと来るかもしれません。



---「時の運」
 
基本的に合格させるための試験ではなく大量の受験者の中からいかにふるい落とすかと言う試験と言う印象が強いです。ですので前述のように長い年月試験勉強をやって、何年も試験を受けていれば必ず受かると言うものではありません(もちろん合格の確率は上がりますし、択一に関しては合格基準点を気にする必要など無い状態になるでしょう)。
「時の運」、この言葉を象徴するのが足切り制度と午前の選択試験です。受験者の批判も大きいこの二つがこの試験の難易度を大きくしている原因だとは思います。

 
足切り制度:選択各科目3点以上、択一各科目4点以上取れなければどんなに合計点が高得点でも終了です。救済制度もありますが無ければ選択が1科目でも2点なら37/40取っても終了。択一が1科目でも3点なら63/70取っても終了です。どちらも普通は余裕で合格の点数ですが終了です。

  多分始めての人はあまりピンと来ないでしょうが、勉強して模試を受ける頃になるとこの足切り制度の恐怖が分かります。特に選択式は・・・ジワジワきますよこれ。仕上がれば仕上がるほど、問題が解けるようになればなるほど、それにつれて恐怖は大きくなります。

  尚且つ毎年法改正があり、そのテキストでまだカバーし切れていない細かいところを狙ってくる問題もあります。選択の1点のウェイトはかなり重いのでかなり厳しいです。何年も勉強してる方が不合格になってしまうのは選択が大きな壁として立ちふさがっているからでしょう。

 

うーん…体力はあるとはおもうけど知力かぁ痛いトコ突かれたなぁ…
…一応難関国家資格を知力無しでどうしようと…
あはは、冗談だって。でも知力に体力に時の運かぁ…時の運とかどうしようもないって感じじゃない?
大丈夫。うっしーはきっと時の運に関しては余裕だと思う。
え? そうなの? 良く分からないけど照れるなぁ、あはは。
あそびにんは「うんのつよさ」は高いから
あはは…て、誰が遊び人だっての!