テキストはバラす 速読か精読か テキストには最初は書き込まない
頻出範囲や重要度が気になる 択一をやる事が選択対策にもなる 暗記術は?
語呂合わせ イメージ記憶 社労士ハウスで視覚効果
分かった問題は消す 勝負は7月末  

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管理人が勉強の中で有効だと思ったこと、どうかなと思ったことです。

先に書いておきますが、
あくまで、
「仕事をしながら隙間時間などを使って勉強する場合」です。
あと2009年度版の印象です。


---テキストはバラす

  勿体無い気もしますがどうせマーカーや書き込みで売れる状態にはなりませんのでバッサリと。
テキストを綺麗にして売ろうとか考えてる人が受かるとは思えませんし。いかに効率よく書き込むかがポイントでありそれは後々に自分の財産になるので間違っても売らないように。
  これは隙間時間を有効に使うためです。一日中時間のある人は別にそのままでもいいですが隙間時間で勉強する場合は電車の中などではあんな分厚いテキストは開けません。どうせ初めは一日で2科目進むとかありえないのでバラしましょう。100P位の厚さであれば手軽に持ち歩けますし電車でも邪魔になりません。

 バラし方はアイロンを背表紙に当てて糊を溶かして取る方法が一般的です。調べれば幾らでも出てくるのでそれを見て行ってください。科目ごとに糊ごと綺麗に取れれば、後で糊が乾いていい感じに本のように読めます。自分は念のため糊部分をテープで補強しましたが。

アイロンを当ててと…お、結構綺麗に取れるんだねこれ。
うん、確かに薄くて持ち運びやすいね。
ふぅ、疲れたからシャロくるまで寝よう…zzz
…うっしー? 寝てる…
…何これ…部屋汚い…片付けてあげよう
…本、バラバラ…バラバラになるまで頑張って読んだのかな
そっと直しておいてあげよう。喜ぶかなうっしー。ボンドボンド…
…おい

 

 


---速読か精読か

  とりあえずテキストを何度も読んで長期記憶にするのは基本です。これはどの資格試験でも当たり前です。ただ何度も読む、それに関しては

・最初は読み飛ばす→二度目は精読→繰り返し

・初めから精読

の二種類があるみたいで。
いろんな資格取得本にはテキストを何度も回すのが重要なので最初は読み飛ばしてその科目がどんなものなのか理解して二度目から精読と言うのが多いですね。

 うーん、これに関しては難しい部分がありますね。読み飛ばしという部分がどの程度までの読み飛ばしなのか分かりませんし。中には1週間で1周目ってのもあったりしましたが、正直そこまでの読み飛ばしでは意味ない気が自分はします。早く1周終わらせたいと気持ちは逸るんですけどね。

 とりあえずです、自分は1周目はある程度理解しながら進んだ方がいいかなと思います。もちろん一字一句じっくり読んでいく必要はありませんが。どうせ1周目読んだ事はほとんど忘れているとは言え、自分で調べた事については結構あぁあぁそう言うことかって感じで2周目に記憶をより焼き付けるのに役立ちますし、2周目の精読で読む速度が速いでしょうし。

 繰り返し読めば記憶されるとは思いますが、それはやはり理解があってこそだと思いますし、それこそ何十何百回と読めるのであれば別でしょうけど短期一発と言うくくりであればそんなに読めるわけもないですし、やっぱり多少時間がかかっても一回目から理解しながらのほうが効率がいいように感じます。ただし後述しますが一回目は読むだけでマーカーとか書き込みはしない方がいいと思います。その意味での飛ばし読みと言う事ならその通りなのかなと思います。

うぉぉぉぉザクザク読むわよー
とにかく回して回して…よっしゃー1000P読み終わり!!
…最初の方何が書いてあったか覚えてる?
…バカにしないでしょ。なんか法律っぽいことが書いてあったわ
…中盤は?
…バカにしないでしょ。なんか法律っぽいことが書いてあったわ
…音楽みたいに短い時間の物なら何も考えずに何回も聴いてたら歌詞を覚えるかも知れないけど、
それだけの回数分1000P読み回すの?
来年受験するならいいけど。
…そ、そんな怖い顔しなくても…冗談だってば。
完璧に理解や覚えようとしなくていいから、1度目をある程度自分の頭で考えて
理解出来るように努めて読んでいれば
二回目できっと完璧に覚えられるよ
…いや、待て。覚えられるわけないでしょ
(この子が天才っての忘れてた…)

 

 


---テキストには最初は書き込まない

  自分はこれで失敗しました。最初のテキスト1周目に関しては書き込む必要はないです太字やアンダーラインになっている部分がそのテキストにおいての最重要箇所であるのは間違いないので、まずはそこを重点的に理解しながら読めば良いです。
  最初から意気込んで書き込んだり、マーカーで線引きしても、意味ないです。むしろマイナスです。
相当な天才で無い限り、1周目テキストを読んだだけでは全て覚えられません。びっくりするくらい序盤のものは忘れています。
  それは当たり前ですので(忘れていると言うか記憶の奥底に眠ってしまっている状態といえばいいでしょうか)、その記憶を定着させていくには繰り返し読むことしかないのですが、1周目よりも2周目の方が1周目で調べたり理解した分、大事な部分が見えてきています。その状態で初めてここは大事と思う部分にマーカー入れたりしていけばいいわけです。

 何も知らない状態で最初からマーカーしようとすると、何も分からない、全てが初見の情報のため全ての部分が大事に見えてしまうのでいらない部分にもとにかく線を引いたりしてしまいます。
テキストの太字や色つき文字の部分だけでは不安で他の普通の文字部分にも重要な情報があると思ってしまったりして…
実際、後から読んでみたら太字部分のみの情報で本当に十分だった、と言っても後の祭りです。ホントに重要だった部分には別の色で線を…で見事に二色で線を引かれた、しかも1色はあまり意味の無いという見づらいテキストが出来ます。

 同じくテキストに書き込むのも理解してまとめられない1周目で行うとまとめているつもりでも単純にテキストの内容を丸写ししただけ抜き出しただけの書き込みになってます。
  そして残念ながら最初の頃に一生懸命書き込んだそれは1周目が終わる頃にほとんどは忘れています。人間ですから仕方ないです。なのでただの同じ内容の物が欄外にも書かれているだけと言うあまり意味のない、見にくいだけのものが出来上がってしまいます。

 ただし、記憶すると言うことに関しては読む以外の動作、声に出す、耳で聴く、手を動かすと言う部分も重要でありますので、決して書き込むという行動が完全に無意味と言うことはありません。
ですので、何かラインを引いたり、書き込んだりしないとどうしても気になると言う方は1周目は鉛筆で薄くラインを引いたり書き込んだりするのがいいでしょう。それであれば2周目で読んでみて無駄だと思う部分は消す事が出来ますので。あまり濃く書くと消す時大変なのであくまで薄く。

 理想としては
1周目はテキストの太字部分や欄外の注釈などを理解しながら読んでいく。
1章終わるごとにテキストに沿った問題集をやってアウトプットしておく。

1周目をやった後は問題集(過去問)をやる。

2周目に関しては1周目の理解読み+問題集でここは出来そう、ここは理解できないと言う部分が見えてくるので
そこで初めてマーカーを使って重要だと思う部分を引いていく&書き込み などでテキストを自分ライクに補足していく。

問題集をまたやる(当然同じものです)
ここで2周やって理解できない、解けなかった部分に別の色でマーカー、補足の書き込み

 これで理解してまとめた状態で抜き出した重要部分とさらにその中で自分が弱い部分が浮かび上がってきます。後はテキストを回しましょう。人間の記憶を短期記憶から長期記憶にするには繰り返しやるしかありません。

 あとは直前辺りに未だに弱い! って部分を他の色でマークして浮かび上がらせるとかして固めていくといいでしょう。あまり多い色でマークしてると見づらくて逆に財産どころか買いなおしたほうがいいテキストになってしましまいます。3色くらいに止めておきたいところです。

  そして本当に重要、覚えておかなければ! と思う部分は付箋などで書きだしてテキストに直接糊付けしておくといいでしょう。
マーカーや書き込みより更に目立ち、頭に残りやすいものになります。
ただし、やりすぎると本も分厚くなり逆に引きづらくなるので終盤本当に重要な、弱い部分に対してがいいかもしれません。

これも大事に見える…アレも大事に見える。とりあえず抜き出してカキカキ…
こ、これはかなりすごい本が出来そう!
見づらくて困るって意味で…
この太字はかなり重要っぽい! マーカーでラインを引いておこう!
引き引き
…元々太字で視覚的に強調されてるのに、さらにライン引いても…
太字の中のさらに重要な部分を精査してライン引くならわかるけど…
…うるさいわねぇ…じゃぁシャロのテキストはどうだったのよ
去年の見せてみなさいよ

…あらスッキリ…って言うか何も書いて無いじゃない!
! あ、いや…皆まで言うな。もういいもういい
…太字の部分を一回目は重点的に…
二回目の精読で忘れてた所は書き込もうと思ったけど
全部覚えてたから…
あぁぁぁ…参考にならないのよアンタのは!!

 

 


---頻出範囲や重要度が気になる

  なりますね。自分もなりました。多くのテキストにはここは何年に出たかとか、中には章ごとに重要度と頻出度がランク付けされているものもあります。試験の中身が見えない初学者には大変ありがたいものです。自分も初期は気になって仕方なかったですし、テキストに出る順ウォーク問のA・B・Cのランクを書き込んだりもしていました。これに関しては7割取ればほぼ確実に受かる試験で重要項目を絞り込んでやることは大変重要なのかもしれません。

 ただし、これが有効な戦略になるのは択一のみな気がします。
  ・10問あり、4問出来てさえいれば、他の科目で稼いで平均7割にしてしまえばいい
  ・一つの択がわからなくても他の択でそれが答えと分かれば後は間違いとして飛ばしていける
  ・択の範囲が幅広くバラバラに出たりするので一つの分野が分からなくても1問捨てることになるかもだけ。その中で頻出されているものを押さえていればある程度の点は稼げる

などの要素持つ択一では重要ですが、選択式に関しては危険です。足切りが非常に危険だからです。

 選択式は5問の内2問しか間違いは許されません。そして選択式に関しては全体からではなく、ほぼその科目の中の一部分に対して5問と言う形で出てきます。その部分が飛ばしていたので殆ど記憶にありません・・・だと、そこで終了です。もちろん日本語力を駆使して予想して埋めてはいけますが、そんなに甘いものではないです。非常に似通った選択肢が混ぜられているので実際かなり選別するのは厳しいです。今年(第41回)の労一の選択肢を見ればわかるでしょう。


01:工場封鎖  02:個別交渉  03:作業所閉鎖 04:事業所封鎖
05:事務所閉門 06:示威行動  07:従業員組合 08:集団交渉
09:集団行動  10:職業組合  11:職種別組合 12:争議行為 
13:大衆行動  14:対等交渉  15:団体交渉  16:団体行動
17:敵対行為  18:不当行為  19:労働組合  20:労働争議


この中から 何も知らない中で日本語力だけで3点取れますか? という話で(実際いろんな資格学校の統計では3点切ってました)。

 そして、合格率7%とかそういう難関試験です。いかに合格させるかで無くいかに多くの人を落とすか、そこが重要である以上出題部分もみんなが出来る基礎的な部分はほとんど期待できないですし(年金部分で老齢・障害・遺族とかのみんなが択一で重要だとじっくりやるところからは近年殆ど出てきません)、むしろ皆があまりやらない部分や法改正部分を狙って来る印象が強いです
前記している21年の労一は前年に大きく変わった最低賃金法や今年出来た労働契約法など択一では間違いなく最重要部分であるところからではなく、労働組合法からでしたし。かと言って基礎的な部分が出ないわけでもなく(21年は選択式に関しては簡単な科目が多かったです)選択式に関しては全てが怪しく思えてきます

 重要なところばかり追っていて、他は切っていたせいで、せっかく他科目で全て5点だったの1科目が2点だったせいで37点取ってるのに不合格、となったら泣くに泣けないでしょう。

 ですので自分は結局ランク付けを書き込みましたがほとんど気にせず全て読んでました
テキストは出来れば欄外も含めて全て繰り返し読んでください。前に書いたマーキングして重要な部分を浮かびあがらせるのは重要です。それは択一対策のためにきちんとしてください。ただ選択式対策のために文章は流し読みでもいいので全て繰り返し見てください
この繰り返し見て見たことのある状態にしておくと言うのが非常に重要になります。選択肢が非常に似通っているものばかりの場合迷いますが、そうでない場合は見ただけ記憶でも絶大な威力があります。あれ、ここって見たことある確かすべて漢字だったよなぁとかこう言う字が確か含まれてたよなぁとかそう言う一部分の思い出しだけでも入れることが出来ますので。

 正直効率よく分野を絞って〜とかいろいろ謳われているのが一杯ありますが、膨大な社労士の範囲からテキストの時点ですでに相当に絞り込んであるものと言う以上、美味しい話はないのかなと。あぁ言うのは択一の事だけ言ってるよなぁとか思いますし。選択式は本当に努力だけではどうにもなりません。努力だけなら頑張っているのに数年も落ち続ける人はいないでしょう。択一は2年3年やっていれば普通に合格ラインはいける人が多数って感じがしますし。
  そんな広い範囲半年で読んで問題集やって絞り込まなければ出来るわけ無いじゃんと思ってる方には、まぁ頑張って運に賭けてくださいとしか言いようが無いです。
  とりあえずはじめからもう頻出範囲に絞り込んで勉強して択一は合格ラインなんとか乗るところまで行く状態にし、後は選択式で運と日本語力に賭けるのも手かも知れません。自分にはとてもその賭けに出るのはとてもじゃないですが怖くて無理でした。

とはいえ、重要度ってのは気になるのよー!! 重要度Aとかだと出そうだもん。
出そうだもん!!!
でもCだって出ない訳じゃないよ。それが命取りになるかもしれないし
選択式なんて無ければ…無ければぁ…
…そもそも、今のうっしーだと択一も合格点に届いてない状態だし …
…あっはっは! そうだよね!
…うぅ…がんばろ(涙

 

 


---択一をやる事が選択対策にもなる

  と、よく言われています。それで択一式のみ勉強しまくる人もいますがどうなんでしょう。択一式と選択式は出る部分が違うので何ともいえません。
むしろ選択式は択一では聞かれないような重箱の隅を突っつくことで篩い落とすイメージなので択一だけしてると大変危険だと思います。
逆に選択式対策はどれが出ても心配のためおそらく全てをチェックすることになるでしょうから、逆に択一式のための下地作りになると思います。
下地も無くて応用も何もないですから。

 


---暗記術は?

 語呂合わせとかでなくです。だから術として区別しておきます。

  こういう勉強をするとどうしても暗記が重要になるので暗記術が気になります。いろんな人がいろんな本を出しています。パラパラと読んでみるとなるほどなぁというのはあります。
ただし、マスターするのにあれは一朝一夕では無理です。最初の一ヶ月を捨てて暗記術マスターに当ててそこから一気にグンと伸ばすと言う目算がキチンと出来るならやってもいいのかもしれません。
ですが 各社いろいろなものが出ているように、必ずしもそれが自分に合うとは限りません。で、1ヶ月無駄にしては短期一発と言うカテゴリーでは痛すぎるロスになります。

 そもそも以前暗記術を通信でやったことがありましたが、本当に地道な訓練を淡々と繰り返します。それで簡単に身に付くかと言えば…。
魔法のようにちょっとやったらもう頭の中が記憶できる脳に! なんて美味しい話はありません
あるのかもしれませんが自分が見たりやってみた中では、です。例えば社労士やTOEICとかのネットでお金を取ってる、宣伝がものすごい短期でOK、楽にとかそう言う必勝勉強法とかと同じで…そう言うのがあったら多分ものすごく有名になってるはずですし。口コミの力はすごいですよ。今の今まで日本全国爆発レベルになるものが出てきていないと言うことは…推して知るべしかなぁ、と思いますが。

 ですので、興味はありましたが今回は諦めて自分がこれまでやってきた語呂合わせやイメージで地道にやりました。地道な努力に勝る物無しです。

 こう言うのは余裕があるときにこれからのためにコツコツと事前にやっておくものかなと思います。ですので今年でなく来年受験します!
って方がいらっしゃるなら先に暗記術をやっておいてもいいかもしれません。

 


---語呂合わせ

  いろんな数字が出てくる社労士試験に暗記は必須でしょう。暗記と言えば語呂合わせですが数字の語呂合わせは基本で
A・数字の頭をひらがなに当てはめ
   1が「い」、2だと「に」「ふ」、3だと「さ」「み」など

応用で
B・一つの数字を行に割り当てる
  1:あいうえお
  2:かきくけこ
  3:さしすせそ
  4:たちつてと
  5:なにぬねの
  6:はひふへほ
  7:まみむめも
  8:やゆよ
  9:らりるれろ
  0:わをん

と、言った感じです。「あ」でも「い」でも1です。

221としてAだと「にぶい」Bだと「きかい」とかになります。

Aの方法だとアルファベットに当てはめたりもOKです。
有名なのに安衛法の特定機械
ABCDEFG(第一種圧力容器←圧力のA、ボイラー、クレーン、デリック、エレベータ、リフト←フをFで、ゴンドラ)が有名ですね。

 どちらを使うかですが、混乱するのでどっちかに絞ってと言われたりもしますが、自分は両方を適宜覚えやすい方で使ってました重要なのは絞って語呂合わせをいろいろ作るのではなく、いかに頭に残るものを作るかですので。重要なのはイメージです。

  例えば556をこころと覚える場合も、語呂合わせを作ること自体は簡単です。でもただ単に556=こころ、としただけでは膨大な範囲の一部分に埋もれてしまうだけなので意味無いです。単純にこころだけでなくそれに関するストーリーやイメージを考えてその情景を焼き付けると深く心に残ります。で、結局は焼き付ける時点でAかBかどっち使って覚えたかは記憶に残ってるので別にどっちに絞ることも無いと思います。自分も両方使ってごっちゃに覚えましたが結局どっち使って覚えたかは記憶にありますし。

 イメージする場合は出来る限り記憶に残るような突拍子も無いような物の方がいいです。語呂合わせ集として後々本を出したいなら別ですが、そうでないなら自分の頭の中であればどんなイリーガルなイメージでも、アダルトなイメージでも構わないでしょう。むしろそっちの方が記憶に残ります。自分もとてもじゃないけどここには書けないいろんなもので語呂合わせを焼き付けてました。絶対本など出せません(汗

 もう一つ、記憶に残り易いのはイメージにはならないけど言葉の流れが良いものとかですね。これは各個人のフィーリングなのでどうこう言えません。覚えやすかったものがそうなのでしょう。ただ慣れ親しんだ5・7・5などはみんな共通で覚えやすいかもしれませんね。

 数字と違い、項目の語呂合わせについては、頭文字をつなげてと言うので一択でしょう。
例として有名なものに「勝つべし住宅を賭けてリーチ」(時間外割り増し算出に含めない手当
  1:家族手当
  2:通勤手当
  3:別居手当
  4:子女手当
  5:住宅手当
  6:臨時に支払われる賃金
  7:1ヶ月を超える期間で支払われる精勤手当など)

という物とかあります。

 これもイメージで覚えるなら突拍子も無い物で覚えればいいと思います。労災の項目だから労災関係に結び付けてと限定する必要はありません。覚えてしまえばオッケーですので。

 こう言う語呂合わせについては本なども出ていますが、ただ結局人が作ったもの+無理矢理こじつけたようなものが多のであまり記憶に残りません。逆に語呂合わせの本を覚えるための作業になってしまうので自分でイメージするようにしたほうがいいと思います。ただし、他人の語呂でも感心したり、爆笑したりと言う物は印象に残ってますので有効です。いかに自分の頭ではなく心に焼き付くか、でしょう。
自分でイメージを作り上げる過程もしっかり記憶するための土台になっていますので。

よし、私も作ってみるわよ。シャロも作ろう
うん。
イリーガルでもちょっとえっちなイメージでもオッケーと…
むしろそっちの方が強烈………
強烈……
……………………(汗
………………(汗
あ、あはは。こりゃ言えないわ。うん。
覚えられそうだけど言えないわね。あはは
せっく…
わぁぁぁぁぁっ!!!
黙れ黙れ!!!

 

 


---イメージ記憶

  語呂合わせの所でも書いてますが、イメージで記憶すると言うのは非常に重要です。これは単に語呂合わせで無くても他の部分を覚える時にも役立ちます。

 例えば、労働分野で出てくる、厚生労働大臣、都道府県労働局長、労働基準監督署長、公共職業安定所長など、各人物に労災、安衛などいろんな役割が出てきて混乱しますがこう言う時にイメージ記憶が役に立ちます。これもイメージで記憶するためのものなので極端な設定でもなんでも構いません

 自分は都道府県労働局長を太っていて怠け者(注:実際は違いますよ!)と言うキャラ設定を頭に植えつけて、労働基準監督署長はキリリとしたしっかり者とイメージ付けて頭の中でキャラを作ってました。
  で、例えば労災での役割で給付事業のほとんどは労働基準監督署長がやるんですが、二次健康診断給付に関しては都道府県労働局長がやります。
そこでイメージで不摂生して太ってる癖に他人の健康に口を出したがる都道府県労働局長(注:実際は違いますよ!!)、オマエが言うな!
とかそう言うイメージ作りをする事でただ言葉を読むだけよりも何倍も記憶に植えつけられます。独自のストーリーを作ってもいいですしね。
頭の中でならどんなイメージを作ったとしても自由ですし、他人に見られることも無いので恥ずかしく無いですし。

  イメージするだけであればどこでも出来るので勉強後ベッドで横になった時とか、お風呂とかトイレとかそう言うボーっとリラックスできる時間に作り上げてみるといいかもしれません。
電車の中とかでイメージしてニヤニヤしてると気持ち悪がられるかもしれませんので気をつけましょう(汗

(よし、じゃぁ私もイメージ)
シャロ局長ってドーナツばっかり食べて全然健康に気を使ってない癖に
健康関係だけには口出してくるんだよねぇ…
だったら私に他の事業押しつけてないで自分でやれっての!

…イメージだけじゃなくて、口に出てるけど…
それにドーナツばっかり食べてないもん…ポンデ大好きだけど
一日二個までって決めてるもん…

 

 


---社労士ハウスで視覚効果

  とりあえず重要だと思うこととかはテキストをスキャンして印刷するなり、ネットで調べた事を印刷するなりして部屋中、お風呂(自分はラップに巻いて付けていました)、トイレとか目の付くところに貼り付けまくりましょう。とにかく目に入る、この視覚効果は馬鹿に出来ません。一日1回でも1ヶ月続ければ30回以上見ることになりますし、そんな凝視せず、ボーっと見るとしても繰り返し見ていればその表、まとめたものの全体イメージが頭に入ってくるのでかなり効果的です。

 何より、自分でポイントをまとめて考えて「作る」と言う時点で記憶を強化させるプロセスになってますしね。

 この効果を上げるためには紙はケチらず、文字は大きく印刷することです。どうしても一枚の紙に沢山情報を入れたくなる所ですが、ディスプレイの真横に貼るなら小さくても良いかもしれません、しかし普通に部屋に貼る場合文字が小さいとイメージとしても残らず全く意味を成しませんので文字は大きくプリントアウト、です。自分はこれで労災の給付、特別支給金の日数などは覚えました。時効などは書かなくても2年か5年か無しなので表も背景を色づけで2年はピンク、5年は緑、時効なしは白と分けてました。それにより文字だけでなく色でさらに効果的に頭の中に入ってきます

 社労士(になりたい人)の、社労士(になりたい人)による、社労士(になりたい人)のための家を作り上げましょう。別に誰に迷惑かけるわけでもありません。
一人暮らしなら言わずもがな、実家暮らしだとしても自分の部屋なら問題ないですし、本気でやっているなら家族は協力してくれるはずです。
試験後、やりきった後の紙を剥がす瞬間はきっと感慨深いものがありますよ^^

よし、私もガンガン印刷して…と、貼り貼り
シャロの家にも良く行くからシャロの家にもガンガン貼るね
…やだ
私が落ちてもいいのね…
…じゃぁ私も新しい資格の勉強するから、
うっしーの家にぺたぺた貼っていいかな …
お断りだ!!
………………

 

 


---分かった問題は消す

  問題集を何周も回すと完全に分かっている問題がどんどん出てきます。なぜそう言う答えになるのか100%説明出来る位の理解度の問題がドンドン増えてきます。
まぁ問題読んでそう言う問題なら飛ばせばいいのですが、その読む時間自体時間の無駄です。いくら繰り返しが重要とは言え100%になってる物を繰り返すのは短期と言う領域では勿体ないです。
その一問に費やす時間をまだ完璧でない問題に目を向けた方がいいです。なので100%になっている問題は大きく×をつけるとかして消しましょう
で、もうそこに関しては一切気にせず飛ばしましょう。
それでも気になるなら究極、表裏、どっちのページも100%であれば破り取ってもいいと思います。無ければ気になることも目を向けることもありませんし。

 自分はウォーク問の単語カードでしたのでもう完全に分かる問題はどんどんカードを抜いていきました。そうすることでまた全てがまだ理解が乏しいものばかり集まったモノが出来上がります。
そしてまたやっていって大丈夫だと思ったら抜いていく… その繰り返しです。
  ウォーク問に関してはどんどん薄くなっていくので気持ち良いですよ。最初1科目ごとにリング止めしていたのが2科目で一つになり、3科目になり。
試験直前は全ての科目を合わせた一つの薄い単語カードになってました。=それは自分にとっての社労士試験最大の弱点って事であり、こんな重要な試験直前対策物は無いってモノになりましたね。
逆に何度もやってもそれでも最後まで躓いていた問題が結構あったってことなんですが・・・。

おりゃぁぁぁ、良し、正解! 消し! これも正解! 消し!
減るぜ、問題がどんどん減っていくぜーーーー
うっしー、うっしー
その問題何回目?
初見の問題だ! でも正解って事は100%だろー! 1/1は100%だー!
これも消し! これも消し!
やり方は完全に間違ってはいるけど
このモチベーションは見習うべきかもしれない…
これも消し! これも消し!
なんだか無敵な気分になってきたー!!

……モチベーションだけだけど……

 

 


---勝負は7月末

  実際の試験は8月第4日曜日ですが、まずはそこではなく目標を7月末に置いてガンガンやった方が良いです。
7月末のおそらく最終模試が本番のつもりで。そこで完全に仕上げてしまう位の勢いで。

勉強効果には有名なモノで 学習曲線と言うものがあり、学習効果と言うのは反比例のグラフを左右逆にしたような状態で上昇していきます。最初は本当にジワジワジワジワと上昇。ある時を過ぎたら一気にグングンと上昇すると言う感じで。
初めにやってもわからないと投げる人が多いのはその時に来てない前に駄目だと決めて諦めるためです。物凄く勿体ないです。
  何度も言うようにいきなり出来る人は天才です。人間は忘れる生き物なのでやってもやっても忘れて(記憶の奥底に埋まってしまう)学習効果が分かりづらいのは当たり前です。それでも不安になりながらも、やってやってやりまくった人だけがその時を迎えられるのです。

 で、とりあえず7月末の最終模試をその時にするようにテキストと問題集を何度も回してみてください。苦しくても理解しながら何とか回してください。
そして伸びるための基礎と下地を作ってください。緩い地盤に高い建物は建ちません。
理解力と記憶力のいい方ならもっと前にその時が来てしまうかもしれませんがそれはそれでOKです。後は伸びていくだけですので。

  7月末までになんとか理解出来てるなぁと言う状態に持っていったら7月末の模試、そして8月は過去の模試、過去問、問題集、いろんな問題をやって問題のシャワーを浴びてください
  ここでかなりの問題が理解出来る(解けるではありません)事に気付くと思います。そうなったらもう後はやればやるほどグングン伸びていきます。多分その前に最終模試が7月末にあるでしょうからそこでもあれ? なんか出来るぞ?? と気付くと思いますが。

 勉強の最初にやっても伸びないのは単純に下地が出来ていないからです。
ただ土に種をまいても成長が弱いように、水と言う名の学習、肥料と言う名の学習を与えて肥沃な土壌にして初めて驚異的成長の土台が出来るのだと思います。

 ただし白書に関してはどこの学校や対策本も白書が出る時期の関係上、登場が7月末辺りになりますので平行して新たに覚えていかなければいけません。
それも7月末までに一通りと言う理由でもあります。
 

また間違えたー。もう全然ダメじゃん…
あと数ヶ月しかないにこのままじゃ間に合わない…
うっしー、大丈夫。
学習曲線ってのがあるんだって。
ちゃんと頑張ってれば二回目には全部覚えられるよ
だからそれはアンタが天才だからだ!!
極端すぎる上昇度だろそれは!!
反比例じゃなくて直角だ!!






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